Osoba、おもんぱかる。

孤独とコミュ症。認めたろ。そして何とかしてみたろ。

逃げなかった、歓送迎会

派遣社員に歓迎会なんかいらない。

いらないから、

一度は断った。

だけどその後で送迎される方の社員の女子に

誘っていただいたので

行くって言ってしまった。

 

後で知ったんだが、

ここには沢山派遣社員が働いているが

一つ一つの部署がデカい為、

派遣社員が入ったところでいちいち歓送迎会はしないらしい。

が、私が入った部署だけは人数が少なく、

送迎される素敵な女子と歓迎されるはずのおばさま女子と

どうでもいいけど同じタイミングで入った派遣社員

誘っていただいたというわけだった。

だからきっと、派遣さんは断るだろう。

と思ったら断らなかった。

という事実。

 

直前まで、2度目の祖母の葬式を一人で計画していた。

 

でも逃げなかった。

なぜかというと、

その3日前に歓迎されるはずのおばさまにご飯に誘われて

いつもなんとなく居心地が悪そうなこのおばさまに

同情している自分もいたので断れなかった。

で、会社の近くでさっと食ってさっと帰ろうと思っていたのに

私の家から2駅遠くなる駅から遠い店を予約されており

この人が歓迎されない理由が少しわかった気がした。

が、予約までされたら行かざるを得ないので行った。

そしておごってもらった。

でも、そもそもおごってもらう理由なんかないので恐縮。

というか、そこはかとなく不気味だった。

それはさておき、

そこで私と同じく、歓迎会に行きたくないと言っていたので

 

そうか。

同じような思いをしている人間がその場にいるなら心強い。

というふうに考えて、

2度目の祖母の葬式は決行されなかった。えらい。

 

当日、何度もため息をついた。

が、行ってみたらそんなに辛くなかった。

断ったのに改めて誘ってきた可愛い女子に恨みを抱いた時期もあった。

それでもその可愛い女子の近くに座ったことが功を奏して

無事にその場を切り抜けた。

 

おわった。

それまでの2週間、歓送迎会のことを思い出しては

辛い気持ちになっていたけど、もう終わった!

おーわったおわーった、おわたー、ォワターッ、ブルースリー

 

勇気を出してえらかったな、自分。

ということだ。